飼い主を明確にするために、お住まいの市町村に飼い犬の登録をすることが、法律により義務付けられています。
登録は一生に一度だけです。
引っ越した場合などは、移転先の市町村へ届出が必要です。
飼い犬の登録をすると、「鑑札」と呼ばれる、金属のプレートが交付されます。
鑑札は飼い犬の首輪などにつけておかなければいけません。
飼い主を明確にするために、お住まいの市町村に飼い犬の登録をすることが、法律により義務付けられています。
登録は一生に一度だけです。
引っ越した場合などは、移転先の市町村へ届出が必要です。
飼い犬の登録をすると、「鑑札」と呼ばれる、金属のプレートが交付されます。
鑑札は飼い犬の首輪などにつけておかなければいけません。
狂犬病は、人を含むすべての哺乳類に感染し、発症すると有効な治療法がなく、ほぼ100%が死亡する、非常に怖い病気です。
1950年に狂犬病予防法が制定され、ワクチン接種徹底などの対策が功を奏し、現在日本は、60年近く発生がない清浄国です。
しかし同じく清浄国であった隣国台湾で、近年発生が確認され、日本も常に、侵入の脅威にさらされています。
飼い犬の狂犬病感染、発症、また、人への感染を予防するために、狂犬病ワクチンの接種が義務付けられています。
生後91日以上の犬は早めにワクチンを接種し、その後は年1回の追加接種が必要です。
狂犬病ワクチンを接種すると、「注射済票」と呼ばれる金属のプレートを交付されます。
注射済票は首輪などにつけておかなければいけません。
狂犬病ワクチンは、自治体が実施する集合注射会場、もしくは、動物病院で接種することが可能です。
その際、各自治体から郵送されるハガキを持参してください。
集合注射会場、もしくは、当院でワクチン接種をした場合、その場で注射済票の受け取りが可能です。
ワンちゃんの生活環境には、パルボウイルスやレプトスピラなど、様々な病原体が存在しています。
健康な毎日を送るために、そういった病気に対するワクチンを接種することをおすすめします。
最低限接種していただきたい病気を含んだ5種から、現在販売されているものの中で、最も予防できる病気が多い11種まで、数種類のワクチンを用意しています。
生活環境、副反応の危険性、料金などを考慮し、獣医師と相談の上、種類を選んでいただいております。
フィラリアは、蚊に刺されることよって感染する寄生虫です。
体内にフィラリアが入ると、心臓に移動し、咳や食欲不振など、様々な症状(フィラリア症)を引き起こします。
フィラリア症は命の危険を伴う、非常に怖い病気です。
2015年度、当院でフィラリア感染の有無の検査を、200頭ほどで行いましたが、5頭で陽性反応が認められました。
そのうち3頭が、フィラリアに関連が考えられる症状で亡くなっています。
また1頭は、室内飼育ですが、感染が確認されました。
一般的には、感染の恐れがある時期に、月1回、予防薬を投与します。
当院では、「錠剤タイプ」、おやつのような「チュアブルタイプ」、皮膚に滴下する「液体タイプ」、を用意しています。
確実に投与できるタイプを、獣医師と相談の上、決めていただきますが、好んで食べてくれることから、チュアブルタイプが人気です。
その他にも、1回の投与で1年効果が持続する「注射タイプ」も用意していますので、投与し忘れが心配な場合など、選んでいただけます。
フィラリアが活発に活動し、感染の可能性が高まる時期は、気温によって左右されます。
岐阜県内においては、少なくとも5月から12月までは予防していただくことを、おすすめしています。